わがライアーの音 ライアーの歌心

2012年3月20日

歌で人は生かされている。

その歌は魂からしか生まれない。

魂に宿る思いを音が満たすとき歌が生まれる。

思いの数は幾つもある。

その数だけ歌はある。

 

歌はいつもあった。

今も歌われている。

もちろんこれからもずっと歌い続けられる。

歌は魂そのもの。

魂があって歌があり、歌うことで人は魂が生きていることを知る。

 

宇宙の真実は音楽の中にある。

歌は音楽が人間に与えてくれた最高に真実のもの。

そして人が生きている真実は歌の中にある。

人は真実の中で解放され、生きる力をもらう。

それだけが癒しの真実の姿に他ならない。

歌は真実を生きようとする人の清い、聖なる憧れ。

 

ライアーを「演奏する」なんて唯物的な行為だと感じる。

ライアーの真実にすこしでも近づきたい。

だからライアーで歌う。

そんな中である日ヘンデルが押し寄せるように私に迫ってきた。

ヘンデルの歌が大きな輝きを放つ日が来るだろう。

ヘンデルの歌は歌うことの、いや生きることの真実につながっている。

生きるとは実に簡単で、実に難しい。

人生を上手に生きても人生の真実とは無縁のように、ライアーも上手は意味を持たない。

 

私にはライアーがある。

その確信は私を満たしてくれる。

他では得られない音がある。

妙なる音、清らかな音、存在感のある音、そして真実を求める音。

ライアーの音は魂の中でそれぞれの思いにつながって行く。

その時ライアーの音は一つの真実になる。

その真実の中で人は生きていること、生かされていること、自分であることの幸せを感じる。

 

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