ユーモア賛

2012年6月12日

自分から一歩出る、つまり自分という枠を超えるのは難しいものです。

しかしここのところをクリアーしないと人間は光り出さないものです。

光っている人は明るい人です。

その人と一緒にいるとこちらまで幸せになります。

その光、ユーモアと呼んでもいい様な気がしました。

 

明るい人は自分へのこだわりが少ないです。

自分から外に向かって一歩出ているのです。

自分なんてどうでもいいというのとは違います。

他の人が自分と同じくらい大切に感じられるということです。

 

自分の中に閉じこもっている人、自分にこだわっている人は暗いです。

暗いというのは、言葉の遊びではないですが、黒です。

苦労も黒です。

自分が苦労していることばかりが気になっていては真っ黒なのです。

苦労話が好きな人の話しは本当に真っ黒です。

それをメランコリーというのです。

 

メランは黒のことです。

コリーは胆、つまりキモです。

肝っ玉のキモです。

メランコリーは肝っ玉が真っ黒ということです。

 

現代社会には世界的に鬱、ウツが蔓延しています。

鬱は原因ではなく結果です。

メランコリーが鬱の原因です。

自分というものの中に閉じめられてしまったということです。

現代社会には人間を自分の中に閉じ込めようとする何かがあると言うことです。

閉じ込められてしまったのです。

もしかすると自分から進んで閉じこもっているのかもしれません。

 

守り体制を強く感じます。

自分を守ろうとする意識が強く働いています。

自分の枠の中に安住したいのです。

居心地がいいのです。

そこから自分中心が生まれます。

エゴです。

 

エゴは原因ではなく、結果です。

原因は自分を守ろうとする姿勢です。

自分の中に閉じこもっていたいのです。

自分という枠の中に居ると居心地がいいのです。

 

その枠をなんとか溶かしたいものだと考えています。

そのための薬を作りたいと願っています。

薬とはいっても飲み薬でも塗り薬、軟膏でもありません。

その薬は勇気に働きかけるものです。

 

それはユーモアだけができるものだと私は思っています。

一緒にユーモアの世界を旅行してみませんか。

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