続 ユーモア道

2013年10月10日

ユーモアのない人は、人生を呼吸していないですよ。その人の人生が枯渇しますから、出来るだけ早めにユーモアを知って下さい。そして知っただけでなく実践して欲しいものです。

 

今日は2回目ですから、実践の簡単な所からお話ししましょう。

人の悪口を言わないことです。こんな簡単でいいのかと言われてしまいそうですが、それだけで100パーセントの効果があります。いつも悪口を言っていた人が急に悪口を言わなくなると、一時バランスを崩すと思います。悪口を言うことでバランスを取っていたからです。めまいがして、世の中が意味のないもののように見えて来ます。

しかし何かに付けて悪口を言わなければバランスが取れないと言う心はどういう心なのでしょうか。 

心が冷たく固まっているのです。そのように固まった冷たい心に、自分がいると言う感触を与えるには、人の悪口が手っ取り早いのです。一番の早道です。自分が偉い、素晴らしい人間に見えますから、悪口は自己満足には最良の道です。

そうです結局は自己満足なのです。

 

よく分かった人は、それでは困ったものだ、と思っています。

なぜ困ったものなのかと言うと、人の悪口を言うことで、実は自分自身が傷ついているからです。人の悪口を言うことで自分が弱ってしまいます。弱ると言うのは腐ってしまうと言うことです。

悪口はいつかは自分に返って来て、自分を自滅させてしまうのです。

 

悪口を言う人の集まりに行くと重いどんよりとした空気が漂っています。ユーモアのもつ水の流れの様な、瑞々しさ、透明感、さわやかさが全くないので、そこにいると疲れます。そこの重いどんよりした空気を吸ってしまうからです。

 

ユーモアはいいですよ。心を、周りにいるみんなの心をほぐしてくれますから。その人がいるだけで空気が和んでいることもあります。

 

だからユーモアは偉大だと思うのです。広がって欲しいものです。

 

 

 

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