地球は丸いのか

2026年3月27日

地球が丸くないという人が今でもいるということを知ったのは大人になってからでした。子どもの頃から、海の水平線から船が見える様子を映像で見ていたので、否定するというよりどうしてその様に考えられるのかにかえって興味を持ちました。その人たちは今でも天動説なのかも知りたいところです。まだ実際にそう考えている方と直接お話をしたことはありませんから私が質問したい幾つかのことへの返事は手元にありません。
私が思うに、きっと何かがあるんだろうとは思うのですが、私の知識と経験からは、地球が真っ平らだという確信には至らないのです。一日というのは地球が自転しているからあるので、もし平だったら太陽の移行は天動説ということになるのでしょうか。それでも地球は真っ平らだ、ガリレオ・ガリレイの反対を言える根拠がどうしても知りたいものです。ご存じの方がいましたらコメントに書いてください。私のコメントは私以外の人が見られない様になっていますので、安心して言いたいことを書いていただきたいと思います。

常識的にそうだと思い込んでいるものが実はそうではなかったということはよくあります。学問の世界では頻繁に起こっていることの様です。学問の進化は常に新しい発見によってなされます。そのために証明するとい作業が必要になります。発見に関わらなかった人たち、まだその発見を認めたくない人たちに対して有効なのは証明することです。
しかし証明できないこともあります。もしかすると人生の中では証明できないものの方が遥かに多いのではないかと勘繰ってしまいます。
音楽世界で起こった一つの出来事です。ある図書館の倉庫から楽譜が発見され、そこに有名な作曲家のサインが記されていたのです。発見者はその作曲家の新しい作品が見つかったと早速専門雑誌に報告したのです。しかしその作品を演奏した人たちから疑問の声が上がります。作風からしてどうしても納得がいかないというのです。その後何人かの人が演奏してみたところ、一人を除いてその作曲家のものではないということになりました。
そこで念のために調査に入ります。何を調査したのかを読んだときに、正直笑ってしまいました。まず調べたのは楽譜に使われた紙でした。その作曲家の時代にこの紙は存在したのかどうか、それ以前にあって当時なかったのか、当時はまだなかったのかの調査です。なんとも言えないということで今度は楽譜を書いたときに使用したインクです。インクからも決着つきません。科学的な調査の結果からも意見が分かれたのです。最後の切り札は記されていたサインの筆跡でした。それが本人のものかどうということです。最近の AIの識別能力からすればすぐに結論が出るのでしょうが、 AI以前の話ですから、やはり揉めました。揉めた結果本人のサイトはよく似ているが、誰かが模倣したものだということが全員一致で決まり決着がついたのです。
ところが数年のちに同じ図書館の別の倉庫から、同じ作品がもう一つでてきたのです。前のものとは楽譜の書き方が少し違っていて、再び調査が始まったのですが、調査の途中で楽譜に記されたサインが他の楽譜のサインと比べた結果本人のものであるということが誰の目にも明らかになって、前回の調査は覆され本人の作品であるということになったのです。
以前の調査で一人だけ作曲家のものであると言っていたのは私が大好きなチェロ奏者でした。彼の耳には紛れもなくその作品がイメージできていたのでした。ハイドンのチェロの作品であると。そのことを知ったときなんだか我が事のように嬉しくて仕方ありませんでした。チェリストはエマヌエル・フォイアマンです。
音楽を聞くというのは感動することで、証明することとは違います。ところが、ときにはそういうことが、ここで紹介し事件のように起こるのです。音楽家は聞く耳を育てれば、物質的に証明する以上の正確さで判断できるものでもある様です。
地球が丸くないという人は、何か証明ではない方法でそのことを信じているのでしょう。ぜひ知りたいものです。

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