皆んな似てきてしまいます

2026年8月30日

現代社会の特徴は情報が溢れていることに加えコミュニケーションの迅速化が進んだことでしょうか。三十年前には想像すらできなかった状況になってしまいました。勿論人間がそれを求めたからそうなった訳です。最近はそれにAIが加わって知的社会は隙間がないくらい整っています。
今この状況で言えることは、少し大雑把な言い方ですがみんなが似てきてしまったことです。これがいいことなのかどうかは別として、もう少しバラバラな足並みが揃っていないほうが、ズレを楽しめたような気がします。
知的社会に飲み込まれてしまうと感情生活はまるで条件反射のようになってしまいます。即返答が求められるとどの様に変化するか考えて見てください。一人ひとりの感情にはそれぞれのテンポがあるものなのに一律であることが求められると感情まで同じ反応をするようになってしまいます。感情生活は足並みが揃わないことが本来の姿なのです。
スローライフのような運動が知的社会への反動として生まれるのはある意味必然なのでしょうが、それが健全な感情生活を取り戻すためにどれだけ役に立つのかは分かりません。復古調的なもので終わってしまうかも知れません。
それよりも人間は一人ひとり違うのだと言う基本をしっかり確認することのほうが効果があるように思われます。みんなで一緒にゆっくり生きましょうでは元の木阿弥の様に思うのです。

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