ライアーとシューベルト その五

2013年3月25日

ライアーの音が聞こえている。これだけで人を幸せにできたら大したものだ。   笛の音が遠くで聞こえている。それを黙って聞いている。そこには笛の存在感がある。そして笛の存在感から何かが伝わってくる。 その存在感は、   続きを読む..

ライアーとシューベルト その四

2013年3月23日

シューベルトの音楽は、ヘンデルの音楽に共通するところが幾つかある。  シューベルトの音楽にはヘンデルを聞いている時に感じる、背筋がまっすぐになる様な事はないが、心の隅々がいきいきとして来る。そして聞いていると魂が透明にな   続きを読む..

ライアーとシューベルト その三

2013年3月22日

歌のメロディーが繊細なものだと発見しています。 もっと言えば、歌の中に繊細以上のものを感じています。 器楽曲の綺麗なメロディーも捨てがたいとはいえ、歌のメロディーには祈りに似た深みを感じます。   日本で久しぶ   続きを読む..