日常と非日常
日常は普通すぎるので、非日常的なものへ憧れるものです。
日常は普通すぎるのではなく、人々は日常から逃避し、日常を軽視しがちなのです。
日常が不安定になっているのが現代かもしれません。
日常がなくなると非日常はどうなるのでしょうか。
教育が目的を持ったものにならないとだめだ、と考えると、
学校より予備校が充実してきそうで、しまいには全部予備校になってしまい、
そうすると学校がいらなくなってしまうのですが、
そうなると予備校もいらなくなってしまいます。。
人生には目標や目的が大事だと考える人たちがいます。
目的に振り回されていると充実感があるからではないのでしょうか。
目標も目的もなく海の水のように大海原を生きてはいけないのでしょうか。
海が目標に向かっている時津波となって荒れ狂います。
音楽に癒されるとはよく聞くことです。
実はみんな癒されたいので、音楽に限ったことではないのです。
現代は病んでいるから癒されたいので、
みんな健康なら癒しも無くなってしまいます。
いつまで経っても戦争はなくなりません。
みんな戦争より平和が好きなのにです。
でも戦争があるので平和に憧れ、平和を求めるのです。
戦争がなくなれば平和も消えてなくなってしまいます。
地球は太陽が一つしかないので昼と夜とが生まれます。
地球の上では
光の当たるところがあるとそこには影が生まれます。
地上ではものがあるので光と影が対となっています。
心が暗いという時は
ものにこだわっているからです。物へのこだわりと物欲です。
折角の心の中の光が、
ものに遮られて影を落としているのです。
光に満ちた天国とはどんなところなのでしょうか。
光があるのに影がないというのは
ものがないということです。
存在しているのにもの拘らずに存在しているということなのです。