自然を破壊する自然保護

2024年1月4日

人間が頭で考えて整理して、いいことだとしてやつていることほど、とんでもないことはないように思います。大義名分を立ててそれらしくやるわけですが、中でもいいことをしていると全く疑っていない人間の面構えは、なんとも見窄らしくて見ているとこちらがおかしくなってきます。これは今に始まったことではなく、いつの時代にもあったもののようです。

いま日本中の山の中にソーラーパネルが膨大な量置かれています。山の自然が破壊されているわけです。それなのに自然に優しい電気を作ると平気な顔をしているのです。自然を破壊して自然に優しい電気なんて言えるのでしょうか。間違いなく金券に絡む政治の裏がある出来事ですね。

電気自動車の行方を少し追ってみると、以前に言われていたほど簡単なことではないことがだんだん浮き彫りになってきて、どのような将来が待っているのかは今のところ全くわからないみたいです。そもそも電気がそんなに余っていると考えていたところが不思議です。ノルウェーの電気自動車の普及は目覚ましいですが、この国は水力発電で電気を得ているので無尽蔵に電気が作れますし、元々冬には普通の自動車のためにも電気でラジエターを温めたりしていたので、電気自動車になっても寒さには強い体質ができていたのです。ですからほとんどが電気自動車になってもそれなりに走れたのですが、それでもそろそろ電気自動車離れだとか。ノルウェーの電事情をそれをそのまま他のヨーロッパの国に当てはめても意味のないことです。

電気自動車の走行距離を伸ばすには電池を二つ搭載する必要があるといいます。ところが電池というのは相当の重量があるもので、自動車の車体ぐらいあるわけですから、そんなことをしたらまずは自動車を支えているバネがその重さに耐えられないに決まっています。当然ブレーキにも負担がかかりますし、タイヤの摩滅も大きくなって、そこからゴムの粉塵が空気中に舞い上がるという、大変な悪循環が始まります。道路も自動車の重さで痛みが速くなるようです。こんな問題だらけのの中で悪戦苦闘しているのが今の電気自動車の現状です。加えて電池を作るときに排出される二酸化炭素の量は半端な量ではないとなると。自然に優しい電気自動車というのは政治的なプロパガンダにしか過ぎないということは見え見えです。

なぜ私たちはこんな嘘だらけの世界に住まなければならないのでしょうか。人間の誠実さというものへの評価は、もう過去のものになってしまって、今は嘘が当たり前で、嘘に埋め尽くされてしまったのでしょうか。

石炭を悪者扱いするのが習慣になっていますが、石炭からほとんど二酸化炭素が出ないようになっている時代です。上っ面だけの反対運動なんの知識も持たない人たちのうわ言です。自然に優しい電気と言いながら山の自然を壊すことの恐ろしさを理解するのは、プランクトンがいなくなった海から魚までもがいなくなってからなのでしょうか。それではて遅そすぎるのです。

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