おいしいジャガイモ料理のお話し

2013年3月30日

昨日はジャガイモを食べました。

ドイツに居るのでジャガイモには縁があるのですが、ジャガイモを食べてもおいしいと思ったことが無いのです。

ドイツのジャガイモはおいしいと聞いている人にはかんがえられないでしょうね。

昨日のジャガイモはドイツの西の果て、フランスの国境に近い地方での料理の仕方で食べたジャガイモでした。

 

料理方法を聞いてきました。そして今日自分でもやってみました。とても簡単です。ご紹介します。

底の厚い鍋が必要です。火が鍋にゆっくり、まんべんなく広がることが大事だからです。油を薄く敷いて、そこに塩をします。そして皮をむいたジャガイモを八つ切りくらいにしてその上に置きます。そして細い火にかけます。そのまま三十分くらい、量によってはもう少し時間がかかるかもしれませんが、それで出来あがりです。水を入れないのかと不思議がっている人がいると思うのですが、水はほんの少し御猪口に一杯くらいを最後の方で入れるだけです。水の量はジャガイモの量と、鍋のふたの密閉度出決まります。水分が足りない時にはもう少し入りますが、御猪口で半分入れてください。ジャガイモの中の水分で料理するのです。ジャガイモが柔らかくなったら出来あがりです。火を止めてしばらく蒸す様にふたをしておきます。それでなべ底に付いた焦げ目が取りやすくなります。このお焦げ捨てないで綺麗にとって一緒に食べてください。ジャガイモの味がたっぷりします。今までジャガイモが好きになれなかったのはきっと、ジャガイモから味が出てしまっていたからだと解りました。これからはジャガイモをもっと食べる様になることでしよう。

 

ジャガイモははもともとアメリカ大陸から来たものです。コロンブスがジパングの平泉の金の代わりに持って来ました。

当時のインディアンたちはどの様にジャガイモを食べていたのでしょうか。きっと我々が想像できない様な美味しい食べ方を知っていたのではないか、そんな気がします。おいしいジャガイモに出会って、ジャガイモが近いものになって、ジャガイモの原産地にタイムスリップしてみたい気がしました。

 

好きになるって凄いことです。好きこそものの上手なりですから、先ず好きにならないと物事はなにも始まらないのかもしれません。好きなことをやると人生も深くなります。ここで言う好きというのは、我儘とは少し違う様な気がするのですが・・

 

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