2013年を振り返ってみると

2013年12月12日

一体何から書いたらいいのか解らなくなるほど、今年もぎっしり詰め込まれました。

義父の亡くなった後の整理、義母のこれからのこと、実家の父と母の様子などと自分の身の周りだけでなく、社会的にも、世界の政治の動きもめまぐるしい年でした。とは言っても政治の世界情勢は相変わらずです。相変わらずと言うのは誰が主導権を取るかでもめているだけだからです。

政治と言うのは所詮ここにしか興味がないのですから仕方ありませんが、がつがつしていてやはりさびしいです。

最近少し目覚めてきた様で、最後は、どの様に自己を正当化して、それを力で他に押し付けるかと言うことで、肘鉄、ごり押しの強いところ勝のでしよう。そして勝てば官軍ですから何でも言えるわけです。そのための技術が政治的手腕の様です。日本人が一番苦手なところです。そしていつもそこにつけこまれてしまっている様です。所詮お人好しなんでしよう。悪いことではないですが、もう少し世間ずれしないといけないのかもしれませんね。

ウソも百回言えば本当になるという考え方があることを今年始めて知りました。世界がぐるっと半回転した感じでした。そうですコペルニクス的にです。ひっくり返って、頭にタンコブを作って、「真実を求めるというのは暇人のすることなのか」と独り言を言ってしまいました。決して捨て台詞ではありません。自己認識です。何時まで経っても学ぶものがあるのですね。

 

今年も随分ブログを書きました。このところ少しサボり気味でしたが・・。書ける時と 書けない時があって、定期的に読みたがっている方には随分御迷惑をおかけしているのではないかと想像しています。しかし料金を徴収しているわけではないので(徴収しに押し掛けたりしませんからご安心を)、ある程度我儘と無責任とが許されると勝手に決めて書いています。それで今まで何とか続いているのだと思います。これからも同じ様なペースで続けられたらと願っています。

私のブログから最新の情報が読めるということはありません。それでも随分の人が読んでいてくれるのはありがたいです。しかも時々英語のコメントか入りますから、外国でも読んでいる方がいるのですから、頑張らなければと思っています。

「最新の」と言うのはセンセーショナルです。しばらくすると古漬けの様になってしまいます。いつも同じペースで、新しくもなく、古くもなくという一線を守って書いてゆきます。よろしくお付き合いください。

ドイツの文豪ゲーテが、ある人に「文学の世界では、これから先どんなものが書かかれるのでしようか」と聞かれ、「今までに沢山書かれた様なものです」と答えています。時代的な背景は反映されるにしても永遠に繰り返されるものがあるということでしようか。

 

そういえば政治の世界でもいつも同じ様に権力闘争が執拗に繰り返されるのはどうしてでしょうか。これも文学の題材に相応しいものなのかもしれません。かつてジンギスカンはユーラシアの五分の四程を支配しました。これに変わろうとしている新しい権力があるのでしようか。でもこれもはかない栄華に過ぎないことかもしれません。

ただそこで払われる多くの犠牲が胸を締め付けます。

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