ゲルトナーさんの工房で、ライアーの仕入れ

2012年6月7日

今日、コンスタンツのゲルトナーさんのライアーアトリエでライアーを仕入れて来ました。

全部で六台です。どれも掘り出しものばかりでした。

いいライアーが日本に行くというのはとても感動します。

 

仕入れに行く度にいつも思うのですが、ゲルトナーさんのライアーは木の材質がいいということです。

響きすぎることもありますが、それを欠点だという人もいますが、それは弾き方次第で逆に音の幅になるものです。

ただ木の材質がいいことだけではいいライアーになりません。弦との相性、そして弾き手との相性の三拍子がそろうと、ライアーの本領が発揮されます。日本で他の銘柄の楽器よりもお値段はすこし張りますが、ゲルトナーライアーに挑戦してみてはいかがですか。深々とした、懐かしい音、余韻の綺麗さをたっぷり楽しめますよ。

 

今日は二代目のホーラント・ゲルトナーさんがお父さんがライアーを制作している時の手帳を見せてくれました。

そこにはお父さんが1917年ごろからシュタイナーの講演会で聞いたことのメモから始まって、ライアーを作るにあたっての貴重な思考錯誤、そしてさまざまなデッサンが書きこまれていました。

私のお父さんのゲルトナーさんへの気持ちは先日のブロクにもすこし書いておきましたので読んでみてください。

近々またお父さんのゲルトナーさんによるライアー誕生のことを書く予定です。

 

なかまさお

 

 

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