辛子の湿布

2023年12月14日

秋の滞在中、日本では実家の整理などでたくさん重たいものを運びましたから、足腰に疲れが溜まったようで、日本から帰ってからずっと膝の調子が悪く、ほとんどびっこを引いているような状態でした。特に膝のお皿の内側に時々激痛が走ります。医者にゆき、マッサージと物理療法士さんのところに行きと色々しましたが一向に良くならず、どうしたものかと半分は諦めていました。

妻の妹が看護婦さんで、民間療法のこともよく知っているので、遊びに来た時に相談したら湿布を勧められました。煮沸していない牛乳をそのまま固まるまで置いておいて、十分固まったらそれをお豆腐を作るように木綿で漉して、雪花菜(おから)のように木綿の中に残ったものを(チーズと言いますが)使いました。

この治療が今までで一番役に立ったようです。三回したところで痛みが少し和らいで、痛い方の右足に体重をかけられるほどになったのですが、やはり痛みはなくなりません。

少しは良くなったものの、どうしたもんかと悶々としてした時、去年の暮れに咳で悩まされた時にやって効果満点だった辛子の湿布のことを思い出して、ネットで辛子の湿布の効用を調べてみました。もちろん膝の痛みに効くなんてものはひとつもなく、辛子の湿布の一番活躍しているのは、胸の部分、咳、気管支炎などの炎症を抑えることでした。

私の膝の痛みは、レントゲンで見る限り、構造的な物ではなく筋肉痛で、炎症を起こしているようなので、手術の必要はないということですから、炎症にフォーカスしていたので、辛子湿布が炎症に効果があるということなら膝にも効くと、思い切って辛子湿布をしてみました。

幸い、去年の咳の時のことがあって、大きな袋の鬼がらしを400g買ってきたので、買い置きがあり、恐々でしたがやってみました。

辛子を溶くと、あの辛子特有の強烈な匂いが花をツンと突き刺すのです。これだと去年のことを思い出しました。薄くキレの上に塗り、折り畳み、膝のお皿をひと回りするように巻きつけました。巻きつけて一分もしないうちの、一番痛いところが激しく反応するのです。そしてし暫くすると次に痛いところという順番に、痛みが辛子に反応するのです。見事に痛いところと辛子に反応しているところが一致していました。

しばらくすると全体が反応するようになり、そのうち我慢できないくらい痛くなり、湿布を外しました。予想通りに赤くなっていました。外した後もまだ余韻が強く残っていて、しばらくは痛かったのですが、湿布の余韻が消えると、痛みが驚くほど和らいでいるのです。痛みは少しは残っていましたが、普通に歩けるのです。そして二度目にやった時もほとんど同じように痛いところと反応するところが湿地しているのです。二回目の方が反応がゆっくりでした。しかし暫くすると湿布したところ全体が痛くなるほどになり外しました。

二回目をやった後はほとんど痛みが和らいでほとんど普通に歩けるようになったのです。

辛子の湿布は膝の痛みにも効きます。これはあまり知られていないようなので、ここでお伝えします。気管支炎だけでなく、咳止めのためばかりでなく、膝の痛みにも辛子湿布は絶大の効果を発揮します。

辛子の威力はすごいと感心した次第です。もちろん粉からお湯で溶いた辛子は辛子がこんなに深みのある味を持っていることは新しい発見でした。ですから食べても、チューブの辛子とは比べ物にならないくらい美味しいです。

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